肉乃小路ニクヨさんの「何者?」という疑問に迫ります。
慶應卒の金融エリートから女装家へ転身した異色の経歴が面白すぎるんです。
知性とユーモアで大人気のニクヨさん、その魅力をまるっと紹介しますよ。
何者 肉乃小路ニクヨってどんな人?
①ドラァグクイーンになったきっかけ

肉乃小路ニクヨさんが「何者なのか?」気になる方、多いと思います。
見た目のインパクトにまず驚かされるけど、知れば知るほど、その中身がめちゃくちゃ魅力的なんですよね。
ニクヨさんが女装を始めたのは、大学時代のことでした。
当初から「ドラァグクイーンになりたい!」と強く思っていたわけじゃなくて、「これは自分の武器になるかもしれない」と考えたことがきっかけだったそうです。
実際に、着飾っている方がいろんな人と出会いやすくて、チャンスも広がるんじゃないかと感じていたんですって。
当時は全国大会「DIVA JAPAN」で優勝するほどの実力を持ちつつも、「クイーン」という肩書きより「レディ」のほうが自分にはしっくりきたみたいで、それが今の「ニューレディー」という表現に繋がってるんですよ。
こういうエピソードを聞くと、やっぱりニクヨさんって、セルフブランディングがすごく上手なんだなって思っちゃいますよね。
しかも、ご本人いわく「女装にはこだわりない」って言うけど、あの気品と存在感はそう簡単に出せないと思うなぁ。

それに、大学で自分のセクシュアリティに悩んでいた時期を経て、ゲイ雑誌を読み漁ったり、新宿二丁目で仲間と出会ったりして、自分らしさをつかんでいった過程もすごく印象的です。
ただの目立ちたい人ではなくて、人生の中で選び取った表現方法が女装だったというところに、すごく深みを感じちゃいます。
しかも、それが“自分を救ってくれた”って語っているのも共感ポイント高いんですよ。
「見た目」で人に話しかけてもらえるようになったことが、自分の世界を広げてくれたって、そんなふうに語れる人って本当に素敵ですよね。
②SNSとYouTubeでの人気ぶり

肉乃小路ニクヨさんの人気ぶり、ほんとすごいんですよ。
中でも「女装旅」シリーズは特にバズっていて、ミッツ・マングローブさんやダイアナさんとの旅動画なんかは、1本で数百万回再生されているものもあります。
動画を観ると分かるんですが、めちゃくちゃ自然体なんです。
飾らず、ちょっと毒舌も交えつつ、それでいてどこか品があって、クセになる話し方が魅力的。
「凡庸な自分をちゃんと味に変えて届ける力」って、ご本人も語ってましたけど、本当にその通りで、言葉選びがうまくて引き込まれちゃうんですよね。
SNSの方でも活動は活発で、Instagramでは食レポや旅の写真、読書記録なんかも投稿されています。
まるで日常の中にちょっとしたエッセンスを加えてくれる存在、って感じなんです。
フォロワーも3万人以上いるんですが、リアルな生活感と自己表現のバランスが絶妙だから、男女問わず幅広いファンがいるのも納得です。
③独特な話し方と魅力

肉乃小路ニクヨさんの魅力って、やっぱり“話し方”にあると思うんですよ。
動画やインタビューを見ていても、相手との間合いや相づちの打ち方がすごくうまくて、会話にグイッと引き込まれる感じがするんです。
特に印象的なのが、知識や経験をベースに話す内容がすごく的確で、面白いだけじゃなく「なるほど」って思えるのがポイント高いところなんですよね。
さらに、ゲイバーのママをしていた時代に培った“人間観察力”が、今の話芸にも活きてると感じます。
ちょっとした人の表情や空気を読むのが抜群にうまくて、聞き手としても話し手としてもバランス感覚がすごい。

個人的に好きなのは、本の話や歴史、経済の話がサラッと出てくるところ。
「ただの芸人さんじゃない、インテリ感もある」っていうギャップがたまらないんですよ。
それに、「教養×ユーモア×人生経験」っていう3本柱で成り立ってる話し方は、なかなか真似できないと思います。
ただ面白いだけじゃなく、自分の言葉にちゃんと説得力を持たせるスタイルが、すごく魅力的だなってしみじみ感じます。
肉乃小路ニクヨのすごい経歴
①慶應SFCに入った理由

ニクヨさんは、渋谷教育学園幕張高校から慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)に進学しました。
SFCって、当時からちょっと異色な学部で、自由度の高いカリキュラムやIT教育の先進性が話題だったんですよね。
「自由に自分の世界を広げたい」と思っていたニクヨさんにとっては、まさにぴったりの場所だったんだと思います。
実際に大学生活では、女装を始めるだけじゃなくて、ゲイサークルを立ち上げたり、新宿二丁目での活動を始めたり、かなりアクティブに動いていたそうです。

今のキャリアのベースとなる人間関係や、自己表現の手法をこの時期にしっかり培っていたのが本当に印象的ですよね。
それに、保守的な環境にいなかったからこそ、常識にとらわれない柔軟さを育めたのかもしれません。
あの独自の感性や表現力、もう大学時代から光ってたんですね。
②金融エリート時代の話

証券会社から保険、銀行といった大手金融業界で、10年以上もキャリアを積み重ねたそうです。
しかも、主任→副長→課長と昇進もスムーズで、マネジメントまで任されていたって、まさに「ガチなエリートコース」って感じですよね。
本人も「営業成績を上げることが自己表現」と語っていて、楽しみながら働いていたのが伝わってきます。
とはいえ、その反面、過労で体調を崩してしまう場面もあって、そこが人生のターニングポイントにもなったんです。
「このままの生き方でいいのか?」って問い直した結果、また女装家としての道に戻る決意をしたという流れ、深すぎて震えました…。
③女装との両立と転機

実は金融マンとして働いていたときも、完全に女装をやめていたわけじゃなくて、夜は新宿二丁目で活動していたそうです。
まさに“二足のわらじ”状態だったわけで、そのバランスの取り方に驚きです。
けど30代後半になり、仕事も忙しくなって、だんだん女装の活動を疎かにしてしまったと。
「自分らしくなくなってる」と感じるようになり、マツコ・デラックスさんや同級生のミッツ・マングローブさんの姿に刺激を受けたのが、再び表舞台へ戻るきっかけだったそうです。
そして42歳で会社を退職し、完全にエンタメの世界へシフト。
この決断力と行動力、本当に尊敬しかないです。
迷いながらも「自分らしさ」を貫くニクヨさんの姿勢って、めちゃくちゃ勇気もらえますよね。
肉乃小路ニクヨの学歴と学生生活
①高校時代と慶應受験

ニクヨさんの出身高校は、千葉県の進学校「渋谷教育学園幕張高校」。
この学校、東大や医学部に進む人も多い、かなりのハイレベル校なんです。
しかもSFCって、1990年代にはかなり新しい学部だったので、「最先端なことをやりたい!」っていうニクヨさんの好奇心や行動力がうかがえます。
いわゆる“東大一直線”とは違う、自分なりの道を見つけにいったのが素敵なんですよ。
やっぱりこの時点から「型にはまらない生き方」を選び取ってたんだなって思います。
②大学の休学と父との別れ

でも大学生活は、決して順風満帆だったわけじゃなかったんです。
入学してすぐの頃は、自分がゲイであることにすごく悩んでいた時期だったそうで、周りの恋愛模様と自分を比較して「異常なのかな」って感じていたって話、胸が痛くなりました。
そんなとき、追い打ちをかけるように、お父様が末期がんに。

大学を1年休学して実家に戻り、最期を見届けることになります。
この1年間が、ニクヨさんにとって「自分を見つめ直す時間」になったっていうエピソードがすごく印象的でした。
ゲイ雑誌を読んだり、パソコン通信を通じて仲間と出会ったりして、「自分でいいんだ」って少しずつ整理がついていったそうです。
こういう正直で優しい語りができるのが、ニクヨさんのすごいところですよね。
③ゲイサークルと二丁目活動

その後、大学に復帰してからは一気に活動的になっていきます。
まずは慶應SFC内でゲイサークルを立ち上げたんですよ。
当時はまだまだLGBTへの理解も今ほどじゃなかった時代。
その中で自分から発信していく姿勢、本当にカッコいいなと思います。

さらには新宿二丁目での活動も本格化していって、夜は女装してバーに立つように。
「人間観察力が磨かれたのはここだった」とご本人も語っていて、ここでの経験が後の話し方や表現力にも直結してる感じがします。
この頃からすでに「ただの学生」じゃない、自分だけのステージを築いてたんだなって感じます。
もうほんと、学生生活だけでも映画一本作れそうなくらい濃いです。
肉乃小路ニクヨのプロフィールと基本情報
①基本情報まとめ

項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 肉乃小路ニクヨ |
生年月日 | 1975年5月23日(48歳) |
出身地 | 千葉県 |
身長 | 180cm |
学歴 | 渋谷教育学園幕張高校 → 慶應義塾大学SFC |
職業 | 女装家/ニューレディー/コラムニスト/YouTuber |
所属 | フリーランス |
呼び方 | 「クイズおばさん」「経済愛好家」など多数 |
まず、何より身長180cmの圧倒的存在感。
でも、話し方や雰囲気がすごく丁寧で上品だから、そこがまたギャップで魅力的なんですよね。
「ニューレディー」って自称してるのも可愛くて、自分の個性をしっかり言葉で表現してるのがすごいです。
慶應のSFC卒という知性も持ち合わせてて、本当に多才な方だな〜って思います。
②趣味や特技が個性的

ニクヨさんの趣味は、フィギュアスケート観戦・電車旅行・経済ニュースチェックなど。
どれも個性的だけど、「なるほど、ニクヨさんらしいな」って納得のラインナップですよね。
中でもフィギュアはかなり熱が入ってて、インスタでもスケーターへの愛が伝わる投稿が多いんです。
特技には「女装で側転」「恥じらいながらの接待」なんてちょっと笑っちゃうけど、そういうユーモアセンスも含めて愛されてるんだろうなって感じます。
あと、地味に電車オタクなところもあって、旅系の動画にはめちゃ詳しいコメント入ってて勉強になります(笑)
ほんと、知れば知るほどクセになる人です。
③本やテレビ出演もチェック

最近では著書『いま必要なお金のお作法 幸せを呼ぶ40のマネープラン』が話題になりました。
金融プロとしての知識と、人生経験からのリアルなアドバイスが満載で、レビューもかなり高評価!
テレビでは「そこまで言って委員会NP」などに出演し、鋭いけど笑えるコメントで視聴者を魅了しています。
ニクヨさんの持つ“真面目だけど笑える”バランス感覚が、いろんなメディアでちゃんと活かされてるのがすごいなって思います。
一見派手な人に見えるけど、実はすごく地に足がついてて、常に人を楽しませようとしてるのが伝わってきます。
まとめ
肉乃小路ニクヨさんは、慶應義塾大学卒の金融エリート出身で女装家としても活動中。
YouTubeやテレビ、著書など幅広い分野で活躍する人気者なんです。
真面目さとユーモアの絶妙なバランスが、多くの人を惹きつけています。
コメント