十朱幸代さんと西城秀樹さん、年齢差12歳の恋が“幻の婚約”だったって知ってましたか?
実は、結婚会見1週間前まで進んでいたのに突然のキャンセル…その理由があまりに切ないんです。
今なら結婚できていたかもしれない?ふたりの本気の恋と別れの裏側を徹底解説!
十朱幸代さんの今の想いや、西城秀樹さんとの秘話もたっぷりご紹介します。
十朱幸代と西城秀樹の結婚の真相
①出会いと交際スタート

十朱幸代さんは47歳、西城秀樹さんは35歳。12歳の年齢差があることで話題になりましたが、共演を通して心の距離が一気に縮まっていったようです。
撮影中からすでにお互いを意識していたようで、十朱さんのほうから積極的に距離を縮めたというエピソードも紹介されています。
舞台終わりにお茶をしたり、海外旅行にも行ったりと、真剣交際だったことがわかります。

メディアの前でも交際を隠すことなく、互いに「愛しています」と語る場面もありました。
そんな堂々とした恋愛が当時の空気では珍しく、ふたりの関係が一気に注目を集めた理由のひとつなんですよね。
だからこそ、世間はこのカップルに“結婚”を期待していたわけです。
②婚約目前での破局

1990年、新高輪プリンスホテルでの婚約発表が決定し、記者の準備も整っていたとのこと。
でも、発表のわずか1週間前に、十朱幸代さんの迷いが生まれ、最終的にキャンセルされることに。
「あの時、私はまだ決断しきれなかった」と、十朱さんは自伝の中でその時の心境を語っています。
彼女の中で、“結婚”という人生の大きな選択に対する揺れが、最後まで残っていたのかもしれません。
そして、この婚約会見キャンセルが、そのまま破局へのきっかけとなってしまいました。
お互いに愛し合っていたからこそ、この決断は本当に辛いものだったと思います。
③結婚を諦めた本当の理由

では、なぜそこまで進んでいた交際が、結婚に至らなかったのでしょうか?
一番の理由は、年齢的に「子どもを持てないかもしれない」という葛藤だったと十朱さんは語っています。
「若い彼に、子育てという楽しみを奪ってしまうのは申し訳ない」。
そういった彼女の優しさや責任感が、結婚を止める決断につながったんですね。
もちろん、これは誰が悪いという話ではなく、あくまでも状況と心の中の葛藤の問題。
「彼にはもっと違う幸せがある」と考えた彼女の選択は、切ないけれど愛に溢れていたように思います。
それが“別れ”という形になってしまったのは、本当に惜しいことですよね。
年齢差12歳の恋とその壁
①家族の反対の真相

特に西城秀樹さんのお姉さんが「孫の顔が見られない」と猛反対していたという証言もあります。
十朱さんのご家族も、伝統ある家柄だったことから、相手に求めるハードルが高かったと言われています。
このような家庭同士の価値観の違いも、結婚を難しくしてしまった要因の一つです。
お互いの愛だけでは越えられない壁が、確かにあったんでしょうね。
とくに当時は「結婚=子どもを産むこと」みたいな風潮が強かったこともあり、時代の影響も大きかったと思います。
だからこそ、彼女の決断は重く、大きなものだったのでしょう。
②世間の反応とバッシング

当時、12歳の年齢差カップルというのは、今ほど受け入れられていなかったんです。
週刊誌では連日報道され、ファンの中には心無い声を上げる人もいたとか。
「若い西城さんにもっとふさわしい相手がいる」なんて言われたりもしたそうです。
それでも、十朱さんは「私は彼と過ごせて幸せだった」と後に語っています。

世間の声に晒されながらも、自分たちの関係を大切にしようとした姿勢に胸を打たれます。
外から見ればただの恋愛でも、当人たちにとっては本気の愛だったということがよく伝わってきますよね。
だからこそ、この関係を貫くことの難しさも痛感させられます。
③今なら結婚できた?

今の時代であれば、もしかしたら結婚できていたかもしれません。
結婚しても子どもを持たないという選択肢も、今では当たり前になっていますよね。
「年の差婚」だって、それほど珍しいものじゃなくなってきました。
十朱さんと西城さんが恋をしていた当時と比べて、世間の価値観もかなり変わったと思います。
もしかすると、ほんの数十年の時代差が、ふたりの未来を変えてしまったのかもしれません。
そう考えると、ちょっと切ない気持ちになりますよね。
けれども、あの時代に彼らが本気で愛し合った事実は、変わらないと思います。
十朱幸代の今とこれから
①現在の活動と恋愛観

十朱幸代さんは現在も、舞台やテレビなどで活躍されています。
80代を迎えても、その美しさと若々しさには驚かされます。
最近では「現在の恋人は柴犬」と冗談交じりに語っていたのが印象的でした。
「一緒に寝ているの」と笑って話す姿が、とてもチャーミングなんですよ。
仕事とプライベートをしっかり両立させ、自分らしく生きている姿がとても素敵です。
年齢を重ねても、こんな風に軽やかに生きられるって、憧れますよね。
今の彼女を見ていると、「幸せの形って人それぞれでいいんだな」と思わせてくれます。
②語られた本音と回顧

十朱さんは、自叙伝の中で西城さんとの恋について何度も触れています。
実名こそ出していませんが、読む人にはすぐに「彼のことだ」と分かる内容でした。
「心の中で“さよなら”と言いました」と語る彼女の言葉には、深い愛と切なさが滲んでいます。
本当に大切に思っていたからこそ、自ら距離を置いた決断だったんですね。

その決断が間違っていなかったと思えるようになるまでには、きっと時間もかかったと思います。
だからこそ、この話を今になって語った意味も大きいと感じます。
人生を振り返り、誰かの記憶に残る恋があったということは、それだけで素晴らしいことですよね。
③自伝に込めた想い

十朱幸代さんが出版した自叙伝「愛し続ける私」は、彼女の人生そのものが詰まった作品です。
恋愛、仕事、家族──すべてを赤裸々に語るその姿勢に、心を打たれる読者も多かったはず。
とくに西城秀樹さんとのエピソードは、多くの人の共感を呼びました。
「恋することを恐れないで」という彼女のメッセージが、いまの時代にも響きます。
人生に正解なんてないけれど、自分の気持ちに正直に生きることの大切さを、彼女は教えてくれた気がします。
過去の恋も、今の笑顔も、全部ひっくるめて“十朱幸代”という女優の魅力なんでしょうね。
まとめ
十朱幸代さんと西城秀樹さんの恋は、年齢差や時代の壁に阻まれた切ない結末でした。
それでも二人が真剣に愛し合っていたことは、多くの人の記憶に残っています。
今もなお語られるその恋は、まさに“伝説の愛”と呼ぶにふさわしいですね。
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