元ちとせさんは、若い頃から変わらない美しさと独特の歌声で多くの人を魅了してきました。
幼少期から奄美民謡に親しみ、美容師を目指した時期を経て、2002年に「ワダツミの木」でメジャーデビュー。
現在も奄美大島を拠点に活動し、昔と変わらないナチュラルな魅力で人気を集めています。
元ちとせの若い頃から現在までを時系列で比較!
① 1979年〜:幼少期

元ちとせさんは、1979年1月5日、鹿児島県大島郡瀬戸内町の嘉徳集落で生まれました。
奄美大島の美しい自然に囲まれた環境で育ち、幼い頃から三味線やシマ唄に親しんでいました。
5歳の頃から自然と歌を口ずさむようになり、音楽が身近な存在になっていったそうです。
幼少期はとても活発で、外で遊ぶことが大好きな子どもだったそうですよ。
家族の影響もあり、歌や楽器に触れる機会が多かったことが、のちの音楽活動につながっていきます。
② 1990年〜:中学・高校時代

中学に入ると、より本格的にシマ唄を学び始めました。
高校に進学後もその才能はどんどん開花し、1994年には「俊良主節」で青年の部新人賞を受賞しています。

さらに、1996年の高校3年生のときには「嘉徳なべ加那節」を歌い、史上最年少で奄美民謡大賞を受賞しました。
この頃から、地元でも彼女の歌声が注目されるようになっていったんですよ。
③ 1997年〜:美容師を目指した時期

高校卒業後は、美容師を目指して三重県や兵庫県尼崎市へと移りました。
美容室で働きながら技術を学んでいましたが、薬剤アレルギーが原因で美容師の道を断念せざるを得ませんでした。
夢を諦め、故郷に戻ろうと荷造りをしていたとき、以前スカウトされたレコード会社の名刺を偶然見つけたそうです。

「試しに連絡してみよう」と軽い気持ちで電話をかけたことが、歌手への道を大きく切り開くきっかけになったんです。
人生って、どこでどう転ぶかわからないものですね。
④ 2002年〜:メジャーデビュー


オリコンシングルチャートで1位を獲得し、80万枚以上のセールスを記録しました。
さらに、NHKの連続テレビ小説『まんてん』の主題歌「この街」も担当し、全国的にその名が知られるようになりました。

彼女の独特の歌唱法と透明感のある歌声は、「神の声」とまで称されるほど、多くの人を魅了したんです。
⑤ 2000年代後半:活動休止と結婚・出産

2004年には結婚を発表し、翌年には第一子となる女の子を出産しました。
出産を機に、しばらく音楽活動を休止し、育児に専念する時期が続きました。

2009年には第二子の男の子が誕生し、家族とともに故郷の奄美大島へ移住しました。
自然豊かな環境で子どもたちを育てながら、徐々に音楽活動も再開していきました。

この頃から、より自由なスタイルで音楽と向き合うようになったそうですよ。
⑥ 現在(2020年代):奄美を拠点に音楽活動

2011年には、奄美大島出身の歌手・中孝介さんとユニット「お中元」を結成し、新たな音楽活動をスタートしました。
その後も、奄美大島の文化や伝統を大切にしながら、独自の音楽を発信し続けています。
2021年には、奄美の伝統音楽を取り入れたアルバム『トコトワ』をリリース。

2022年には、新作アルバム『虹の麓』を発表し、今もなおその歌声で多くの人を魅了しています。
現在は奄美大島を拠点に、音楽活動と子育てを両立しながら、自分らしいペースで活動を続けているんです。

デビュー当時から変わらないナチュラルな雰囲気と、優しく力強い歌声は、今も多くのファンに愛されていますよね。
まとめ
元ちとせさんは、幼少期からシマ唄に親しみ、2002年に「ワダツミの木」で大ブレイクしました。
美容師を目指した時期や育児による活動休止を経ても、変わらない美しさと歌声が魅力です。
現在は奄美大島を拠点に、ナチュラルなスタイルで音楽活動を続けています。
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